元パラリーガルの本当に役立つ法律知識

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夜間の交通事故防止!気を付けるべきこと5選

こんにちは。こんばんは。


10月に入ってようやく残暑も終わりって感じでしょうか?
天気はすっきりしませんが、今日は日中からとても涼しいですねえ。


すっかり秋感が出てきましたので、本日はきのこと鮭で炊き込みご飯でも作ろうかと思います。
気候で秋を感じたら、次はお口で秋を感じましょう!


さてさて、本日の話題ですが。
日照時間が短くなってきましたね。
もう18時くらいにはすっかり日が落ちていますので、視界が悪くなります。
視界が悪くなるということは、それだけ交通事故のリスクが高まるということ。


というわけで、こんなトピックを見かけたのでみなさんにも共有したいと思います。


夜間の交通事故防止について、というものですね。


こちら、鳥取市内のニュースとなっていますが、日照時間が短くなっているのは全国どこも変わりませんから、情報共有して夜間の交通事故を防止していきましょう。


まずはドライバー目線から。
夜間の交通事故防止のために、以下の5つに気を付けるようにしましょう。
1.前方や周囲の状況確認
2.交差点での安全確認の徹底
3.前照灯の早期点灯、ハイビームの有効活用
4.横断歩道は歩行者保護に努める
5.安全速度の遵守


では続いて歩行者目線ですね。
歩行者の方が早朝や夜間に出歩く際は、以下の5つに気を付けましょう。
1.横断歩道が近くにあるなら横断歩道路利用する
2.道路を斜めに横断しない
3.進行中・停車中の自動車の直前・直後は横断しない
4.歩行者横断禁止標識を遵守する
5.明るい色の服装や反射材用品・懐中電灯を携帯する


以上の点に気を付けることで、夜間の交通事故を格段に防止できるはずです。


1日の中で交通事故がもっとも起きやすい時間帯は、夕暮れ時(薄暮時間帯)と言われていますが、夜間も危険なことには変わりありません。


こうした事故が起きやすい時間帯は、自動車対歩行者の交通事故が起きやすいとされていて、そのほとんどが歩行者の横断中に起きているという統計が出ているそうです。


自動車対歩行者となれば、大怪我を負ってしまう危険性はもちろん、最悪のケースでは死亡してしまうことだってあります。


自動車側、歩行者側、どちらからしても死亡事故は本当に最悪と言えるでしょう。


こうした事態を引き起こさない、そして巻き込まれないためにも、日照時間が短くなってきている秋、そして冬の季節は、特に気を付けて行動するように心がけましょう。


というわけで本日はこの辺で。
また次回お会いしましょう。


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ブレーキが機能しなくなるフェード現象って知ってる?

あっという間に夏が終わってしまいましたね。


みなさん今年の夏はいかがだったでしょうか?


まだまだ暑い日が続いているだろう!
そんな声も聞こえてきそうですが、個人的には9月に入った時点で夏は終わりです。


夜間はすっかり涼しくなって、なんだか秋の香りがしてきたような気がします。
いや、そんな田舎に住んでるわけでもないんですけどね。


と、雑談はこの辺にしまして。
みなさんは「フェード現象」ってご存じですか?
特にドライバーのみなさん、安全のためにも必ず知っておきましょうね。


というわけで今回は、こちらのニュースを取り上げてみます。


『曲がり切れず横転』『歩道に突っ込む』小学校近くに危険な県道"ライト坂" 事故多発の原因はブレーキ利かなくなる「フェード現象」住民は不安を抱える日々


こちらの記事は、兵庫県芦屋市の住宅街にある「危険な坂道」についてです。
この坂道は、交通量が多いわけではなく、見通しが悪いわけでもないとのこと。
それなのに2020年以降、今年5月までにまったく同じ原因で6件もの事故が起きている。


なぜなのか?
交通事故が起きてしまう原因は、どうやらフェード現象にあるようです。


フェード現象とは、自動車やオートバイでの走行中にブレーキを連続使用した結果、ブレーキの効き目が低下することを言います。


自動車やオートバーは、ブレーキを使用すると摩擦材が加熱されます。
下り坂などでブレーキを連続使用していると、摩擦材であるゴムや樹脂などが、想定を超える高温となって分解・ガス化し、これがブレーキローターとの間に入り込むと、ガス膜が潤滑剤のような働きをしてしまい、摩擦係数が低下、つまりはブレーキの利きが悪くなるということ。


今回問題となっている危険な坂道「ライト坂」は、山の中を通る険しい道で、坂の上から下までの高低差は340m、さらに急なカーブが13か所あるとのこと。


こんな坂道、ブレーキ多用しないと怖くて走れないですよね。
しかし、このブレーキの多用が原因となりフェード現象が起き、交通事故が起こってしまうというわけです。


地域住民の方は、ブレーキ点検義務を課したり、県に真剣に動いてほしかったりと、様々な意見を交換し合いながら、フェード現象を起こさせないルール作り、を目標にしているそうです。


ドライバーの方も、フェード現象というものが起こり得る可能性をしっかり理解しながら、日々の運転に臨んでくださいね。


というわけで本日は以上です。


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4年ぶりの「タテシナ会議」が実施される

こんにちは。こんばんは。


私は関東に住んでいるのですが、ここ数日の暑さときたらたまったものじゃないですね。
今日から数日はお天気崩れる?ようですが、蒸し暑さは相変わらずと言ったところ。


もうそろそろ梅雨明けでいいですか?
とばかりに、夏が完全にスタンバイしている今日この頃、みなさまいかがお過ごしですか?


というわけで、今回取り上げたいテーマは、、、
「タテシナ会議」なるものです。



タテシナ会議とは、トヨタ自動車と関連業界のトップらが集う会議のことですね。
議論内容は、「日本における交通事故死傷者0」がテーマとのこと。


いやいや、日本が世界に誇るトヨタ自動車と関連業界のトップが集うってだけですごいことなのに、テーマがまた素晴らしいではないですか。


トヨタ自動車と資本提携している、スズキ、マツダ、スバルの各社長を含む約100人が出席し、車の安全性向上に役立つ人工知能(AI)など、最先端技術をより安全な運転につなげる可能性を検討したとのこと。


昨今、AIの発展っぷりはすごいものがありますよね。
ChatGPTでしたっけ?
かるーく触ってみましたが、あれは未来を感じさせてくれますよね。
まだまだ精度は粗いものの、これからどんどん学習していくというのだから、期待をせざるを得ません。しかも、人よりもはるかに速い速度で学習をするとなれば…
うーん、それはそれで恐ろしいような気もしてしまいますね。
まるで、映画とかドラマの世界のような話です。


それはさておき、トヨタは1970年に交通安全祈願と、交通事故で亡くなったすべての方の供養のため、長野県茅野市に聖光寺を建立しています。
そして、毎年7/18に法要を開いているとのこと。
タテシナ会議は、この法要に合わせて4年ぶりに開催。
法要には約350人の方が参列したとのことです。


トヨタ自動車の社長である佐藤氏は、「祈りをささげることは安全と真摯に向き合う行為」と語ったそうです。


交通事故死傷者0、本当に実現できたらどれだけ素晴らしいことか。
今まで交通事故で亡くなってしまった方も報わる、というのは少し偉そうでしょうかね。
でも、遺族の方の思いは、同じような事故で亡くなる方がこれ以上増えないことにもあるに違いありません。


このような会議が毎年行われている(コロナの影響があり4年ぶりではあるものの)ことが、なんだか日本の将来を期待させてくれますね。


というわけで、自動車の開発陣だけでなく、私たち個人も、それぞれが交通安全を意識して日々過ごすようにしましょうね。


本日は以上!